命の水を守る
私たちにできること
今日における水質汚濁の現状と、これから刻々と迫りくる水の危機を目前にして、いま水を守るために私たちは何ができるのかを、長年水質浄化に携わってきた著者の経験を踏まえて、読者とともに考える。
書籍データ
発行年月 | 2002年11月 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 152ページ |
定価 | 1,320円(税込) |
ISBNコード | 978-4-303-58830-4 |
概要
本書は、今日における水質汚濁の現状と、これから刻々と迫りくる水の危機を目前にして、いま水を守るために私たちは何ができるのかを読者とともに考えるものである。新聞などで報道されたいろいろな記事を紹介しながら、第1章と第2章では、まず世界と日本における水事情、第3章と第4章では、日本における水の汚れの原因とその対策について触れる。そして最後の第5章ではいのちの水を守る術としての躾の現状と、そのあるべき姿について、家庭、食生活、そして自然との交わりを通して考える。(「まえがき」より)
目次
第1章 世界の水
1 世界の水
2 地球上の水資源と利用可能な水
3 世界人口の動態
第2章 日本の水
1 用途別の利用量
2 水道水の現状と水質基準
3 飲み水のゆくえ
第3章 水の汚れの原因
1 水の汚れの現状
2 水の汚れの原因
3 生活用水の使用量
4 未処理の生活雑排水
5 し尿の処理水
6 生活排水の処理水
第4章 水の汚れ対策
1 発生源対策
2 水域浄化対策
第5章 水を守る術
1 家庭のなかで
2 食生活のなかで
3 自然との交わりのなかで