<マリタイムカレッジシリーズ>
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商船系教育機関で学ぶ若者を主な対象として、仕事/海/英語をキーワードに、①海や船に関する仕事を英語で表現できるようになる、②英語を使って世界の人々とコミュニケーションする力を伸ばす、③英語学習を通じて仕事や生き方が見えてくる、という目標を掲げて編集されている。英語音声をHPから自由にダウンロードできる。
書籍データ
発行年月 | 2015年3月 |
判型 | A5 |
ページ数 | 224ページ |
定価 | 2,420円(税込) |
ISBNコード | 978-4-303-23346-4 |
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概要
本書は,商船系高等専門学校で学んでいるみなさんのために,以下の目標を掲げてつくられました。
1. 海や船に関する仕事を英語で表現できるようになる。
2. 英語を使って世界の人々とコミュニケーションする力を伸ばす。
3. 英語学習を通じて,仕事や生き方が見えてくる。
みなさんの多くは,いつか海や船に関する仕事につきたいと思って日々学習や実習に励んでいるかもしれません。
あるいは,本当にやりたいことは他にあると思っている人もいれば,まだそれが見つからないという人もいると思います。
そもそも「働く」とか「仕事をする」ということがまだピンとこないという人もいるでしょう。
しかし,海や船に関する仕事につこうと思っている人はいうまでもなく,将来どのような方面に進むにしろ,現代では英語を使って自由にコミュニケーションする力が必要になっています。
本書を使って積極的に学ぶことで,英語という武器(あるいは道具)を獲得し,それぞれの夢に向かって飛翔することができるでしょう。
また,海を舞台とした仕事について学ぶことで,働くことについて,異なる文化背景を持つ人と仕事することについて,より具体的なイメージを持つことができるでしょう。
本書は,「仕事」「海」「英語」の3つをキーワードとして書かれています。言い換えると,英語を通じて「海」に関わる「仕事」を学ぶことで,目指す目的地がはっきりと見えてくるように工夫されています。
みなさんが英語という翼を背につけて,大海原を疾走し,夢に向かって空高く舞い上がる姿を確信しています。
Hitch your wagon to a star! (汝の馬車を星につなげ)
そんな思いを込めて,本書はつくられました。(「はじめに」より)
目次
21世紀型海事人材に求められる能力
本書の構成と利用法
登場人物紹介
Story 1 Types of Ship We Operate
Story 2 A List of Things to Pack
Story 3 Daily Responsibilities and Tasks
Story 4 You Must Be ...
Story 5 Unmanned Engine Room
Story 6 Establishing a Good Relationship
Story 7 Check the Strainer
Story 8 Whenever We Have Newcomers
Story 9 This Is My First Watchstanding
Story 10 Charted Course Is 055 Degree
Story 11 What Are You Going to Serve?
Story 12 I Wish I Could Be Home ...
Story 13 Long Time No See!
Story 14 A Logbook Serves as an Important Record
Story 15 Sending a Mayday Signal
Story 16 We Are Ready for Unmanned Operation
Story 17 Welcome Aboard
Story 18 I Have Enclosed Our Damage List
Story 19 How Do You Read Me?
Story 20 Let's Toast!
練習の解答例/リーディングの訳