ストーリーで学ぶ安全マネジメント

―ある安全担当者の苦悩と成長

榎本敬二 著

多様な産業からメンバーが集まる異業種交流安全研究会の幹事として、専門家と現場をつなぐ活動をしてきた著者が、「物語を読むことで安全マネジメントを身近に感じてもらえたら」という思いで、各産業における実例や、そこからの学び、自らの経験などを、ある安全担当者の成長ストーリーとしてまとめた。基礎が分かり、実践につながる本。

書籍データ

発行年月 2022年4月
判型 四六
ページ数 208ページ
定価 1,650円(税込)
ISBNコード 978-4-303-73134-2

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目次

安全担当「専一」の誕生
プレッシャー
異業種交流安全研究会
マスターの過去
レジリエンスエンジニアリング
セーフティIIとヒヤリハット活用制度
新入社員のエラー
雪子のエラー
コミュニケーションとチーム
心理的安全性
対象ユニット間違い
ヒューマンファクターズ
巡視と五感
ふたたび対象ユニット間違い
専一の自信喪失、無力感
安全マネジメント
安全マネジメントの具体的施策
ふくにのきせきと釜石の奇跡
データ改ざん問題
台風から発電所を守る
エピローグ

プロフィール

榎本 敬二(えのもと けいじ)
1984年中部電力株式会社入社。碧南火力発電所3~5号機発電責任者、本店火力部課長(リスク管理担当)、碧南火力発電所技術部長、知多火力発電所長、新名古屋火力発電所長を経て、現在は株式会社テクノ中部安全・品質部長。
異業種交流安全研究会幹事、安全安心つなぐ研究舎代表、産業安全対策シンポジウム企画委員を務める。
日本プラント・ヒューマンファクター学会、航空運航システム研究会、日本労働科学学会に所属。

その他

著者が代表を務める「安全安心つなぐ研究舎」のホームページでは、「もう少し掘り下げて学びたい」「幅を広げたい」「新しいことも知りたい」という読者のために、補足、解説、関連情報などが順次発信されます。